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(湯島天満宮の男坂)


今回の東京旅は、連休中で、しかも最初は一泊だけのつもりでいたのに、途中で二泊に追加したりして、どんどん予定が膨らんでいった旅でした。


そのため、ホテルも、一日目と二日目で別のホテルに宿泊することになり(なるべく近いところを探しました)、今までと違って面白い旅になりました。



旅の初日。

家の用事を済ませてからの出発だったので、11時30分ごろ発の特急ひだに乗って出発。


いつもは朝の早い時間の列車に乗るから空き空きだったのに、お昼頃の列車だと観光客でいっぱいになるのですねぇ・・・^_^;。

しかも、外国人観光客でほぼ満席。


名古屋で新幹線に乗り換えて、東京に着いたのは16時頃でした。



そのまま地下鉄に乗って、神保町の某ホテルへ。


神保町って、どういう街かよく知らなくて、今回、初めて訪れたのだけど、ここって、あの有名な「神田の古本屋街」だったのですね~。
しかも、大きな書店や出版社がいっぱい建ち並んでいます。



地下鉄の駅を出て、細い路地風の商店街の中に一歩踏み入った瞬間から、私は萌えました。


本好きにはたまらん聖地だわ!・・・と思いました。鳥肌が立ち、ゾワゾワしっぱなしです(笑)。



キャー!キャー!と心は萌えまくり・・・(汗)。


bookカフェがあり、あの全国区の大きな書店の本店があり、超有名な出版社があり・・・。




でもね、不思議なんだけど、生まれて初めて訪れた街なのに、この町の雰囲気、エネルギー、すごく馴染みがあって、懐かしい感じなのです。


私は日本の歴史でいうと、最近の私は、明治時代がとても好きなんだけど(ちなみに学生時代は平安時代に萌えてましたw)、明治の頃、私は東京に居たような気がするのです・・・。



明治時代の東京で、当時の中心地だった場所に、私はとても心惹かれます。


明治時代から本の街だったこの場所。私は昔、この場所とご縁があったような気がしました。



ホテルに荷物を置いてから、神保町の書店街を少し散策しましたが、この雰囲気、私はものすごく好きだなぁ~と思いました。肌が・・・いうより、魂レベルでものすごく合って、心地よくフィットするんです。


今度また訪れたときは、ゆっくりとこの街を歩こう・・・と思いました。


この晩は、コッパさんの二時間ライブがあるので、すぐに準備をして会場に向かいました。


こうして一日目は無事に終了~。


次の朝、朝食を終えて、ホテルをチェックアウトしました。



次に泊まるのは御茶ノ水のホテルです。


徒歩で10分くらいで行けるようなので、歩いて向かうことにしました。



スマホで道を検索しながら、荷物を持ってテクテク歩きます。


途中で小さな神社を発見。

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太田姫稲荷神社。


出版社が立ち並ぶ街の中に在る小さなお稲荷さま。


とってもきれいに清掃されていて整備されていました。

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調べてみたら、ここの祭神は「宇迦之御魂神」(うかのみたまのかみ)、お稲荷様の神様です。



本の街に祀られている神様なので(大手出版社も近くにたくさんあるし・・・)、そのご縁にあやかって、「どうか私も本を出版できますように~」とお願いしました。


仕事の成功、そして自分の本を出すこと。


ガッツリお願いしてみましたよ~(笑)。


願いが叶ったら、また御礼参りに来なきゃいけないなぁ~と思いつつ(笑)。



こうして、テクテク歩いて行くと、JRの線路が見えてきました。御茶ノ水駅の近くに辿りついたようです。


まずは、この日予約を入れているホテルに行き、荷物を預けました。


よしよし、これでOK。


コッパさんのセッションまで、まだたくさん時間があるから、御茶ノ水駅周辺を散策してみよう・・・と思いました。



こうしてホテルを出て、歩きはじめたら・・・。



近くで不思議な鐘の音が鳴り始めました。


あれ?何だろう?


驚いて、鐘が鳴る方へ急いで向かって行くと、目の前に大きなドームが見えてきました。

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ニコライ堂。

正式名は、東京復活大聖堂。

ニコライ堂の名称は、ここに正教会の教会を建てたロシア人修道司祭・聖ニコライに由来しています。


ロシアと縁があるこの大聖堂を見た瞬間、私の心は大きく揺さぶられました。

ロシアに行かなくても、この日本で、ロシア正教会の流れをくむこの寺院に触れることができた・・・。


ものすごく感動しました。


実は、私の魂はロシアにも縁があるようなのです。


ロシア帝国のどこかの時代に、私はサンクトペテルブルクに居たような気がするのです。


大学時代、なぜか第二外国語がロシア語になっちゃって(第三希望で出していたのに・・・汗)、二年間、ロシア語を習ったことがありました。(←といっても不真面目な学生だったので、さっぱり身につかなかったけどw)


あの時、まだソ連だったロシアに語学旅行で行くチャンスもありましたが、私は、当時の「ソ連」という国の体制がどうも苦手で興味が持てなかったので、行きませんでした。

今になってみれば、そりゃあそうだろうなぁ~と思います。


だって、私が居たのは、革命が起きる前の帝国ロシアなのですから・・・。


なんかよくわかんないけど、なんとなく成り行きで御茶ノ水駅の周辺のホテルに予約したのですが、こんな出会いがあったとは・・・。とても驚きました。


ニコライ堂の見学ができるようですが、午後からみたいなので、それまで、違う所を回って見ることにしました。



そして、前世がらみでもう一つ・・・。


旅前に、御茶ノ水駅周辺の観光スポットをふと検索してみたら、ポン!と「明治大学博物館」が出てきたのですよ~。


へぇ~大学の博物館か~。無料だし、何か展示してあるんだろう・・・??


と興味を持って調べて見たら、なんと、


「考古学部門」と「刑事部門」の二つの展示が常設されているようです。


考古学は分かるとして、刑事部門??なんだそれ??何が展示してあるの?・・・と、ちょっと不思議に思いました。


で、さらに調べてみたら、刑事部門では、なんと!日本の捕者具や世界各地の拷問・処刑具が展示されているんだって・・・(-_-;)。


とくに「ギロチン」と「鉄の処女」は、我が国唯一の展示資料なんだそうです(←超目玉ってヤツです・汗)。


これを知ったとき、ものすごく驚きました。


だって、漠然と「私は過去世で、魔女狩りにあって拷問を受け、処刑されたことがある」というのを感じていて、それがもとで自分の能力が人にばれるのが怖くて怖くて、隠れキリシタンのように身をひそめて隠れていたのですよ。もう怖くて怖くて、身バレしたら生きていけなくなると一番恐れていたのです。


相当なトラウマだったんです。私にとっては・・・ね。


でも、今ようやく、怖さを乗り越えて、頑張って取り組んで、恐怖心を克服しよう!という気持ちになってきました。


だから、この日のセッションで、コッパさんに相談するつもりでいました。


すると、そのタイミングで、この博物館の近くにホテルをとり、昔の責め具(自分も昔やられていたであろう・・・懐かしい?拷問道具たち(-_-;)汗)が、すぐ近くにあって自由にお目にかかれる状態であることをを知ったのです。


なんとまぁ~。恐ろしいほどのシンクロ。バッチグーなタイミング(-_-;)。。


第一、こんなものを展示している博物館があるなんて、全然知りませんでしたよ。



卒業を迎えるにあたり、過去に最も怖かったもの・ことと対峙する・・・。それが、今の私には「昔の拷問具」であり「処刑具」だったわけです。



この絶妙なタイミングに、思わず笑っちゃいました・・・(笑)


笑えるほど、トラウマが薄れていき、どんどん軽くなっていくのを感じました。



でも、結局は、この博物館には行きませんでした。


わざわざ見に行き、昔の私が体験した拷問を確認しなくても(汗)、コッパさんのセッションで、過去の記憶を丸ごと受け止めて受容して、そこから気持ちを切り替えて、上手く乗り越えていけそうな気がしました。



それに、むしろ見ることで、過去の記憶がフラッシュバックするのも怖いし・・・ね。


なので、今回はスルーして、無理せず、行かないことにしました(^_^)。


これも自己選択。


むしろ、私の過去のことをいろいろ気付かせてくれたのだから、これで良しと思いました。



今回の東京旅は、なかなかヘビーな感じがします。


核心の触れるようなことが次々と起きて、私にとって特別な場所やモノとの出会いもたくさんありました。



不思議な旅。



ニコライ堂を遠くから眺めた後、私はJR御茶ノ水駅の横にある聖橋を渡って、文京区に行ってみました。



ここも、なんだか懐かしい雰囲気がします・・・。




つづく