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大きな目標を長いこと掲げているのに、一向にその目的を達成できずすくぶっている人がいます。


あるいは、何か大きな問題に直面したとき、どうしていいか分からず、ただ大騒ぎして悩むだけで、ちっと問題解決に至れない人もいます。




そういう人たちって、ブツブツ言っている割には、遠くにある目標をじーと眺めているだけで、全く動かない。動いても当たり障りの無い「大したことがない動き」だったり…等。


なんだか、変化は嫌だ!このままでいい!オーラが出まくりなんですよ(^_^;)(笑)。


つまり、そこに到達する気は最初から無かったりするんですよね。



そういう場合、無意識のうちに「自分にはできない」と決めてたりします。



そう勝手に自分の潜在意識が「自分には無理!できません!」設定にしているから、だから変わらないのです。「そこから自由に動いて大きく変容する!」の設定は全然していませんから…ね。(笑)。



つまり、何も解決していない今の状態でいたい!と、その人の潜在意識が欲求しているから、なのです。



そういう人をよく観察してみると、皆さん、自分の足元にある大事なことを平気でスルーするんですよ。


足元に、変化・変容・成長のボタンがわんさか落ちて転がっているんだから、そのうちの一個でも踏んでしまえばいいのに(地雷みたいな例えだけどw)、絶対に踏まないし、触れもしないのです。

…というか、気づいていないんだと思います。
見えていないし、認識していないし、平気でスルーしているんです。



で、遠くの目標ばかり眺めてて、全然前へ進まない現実を「これが私の日常」だと思いこみ、自分の人生を半ば諦めていたりするんです。




例えば、



自分には決断力が無い!と自覚しているのなら、日々の暮らしのなかで常に「自分で選択して自分で決断を下す」ということを意識的に実践していくといいと思います。


だけど、決断力が無い人って、毎日の暮らしの小さなことも決められないんですよね(汗)。


決断できる自分になろう!という意欲がないんです。



決断力が無い状態で居続ければ、


どんなことも人に決めてもらえて楽だし、

それで失敗しても人のせいにして自分は被害者でいられて責められることはないし、

思うようにならない時は全部他人に責任を被せて自分は悪者にならないし、


…で、こっちの方が自分には合っているし楽チンでいい!…と、無意識のうちにそうしている場合が多いんですよね(汗)。


しかも、


人に勝手に決められた!押し付けられた!と時々プリプリ怒ってる割には、自分で決められない状態に馴染んでいて、そこから這い出る気が全く無かったり…(^_^;)。



要は、その状態でいることに全然困っていないんです。


本当に困っていないから、そのまま現状維持!なんですよ。



それで、他人との距離感を保っていたり、自分と他人との関係性を維持していたりしていて、一応、本人にとってはその状態であり続けることが、人間関係のバランスを崩さないでいられる状態なんです。



だから、自分が動くことで今まで慣れ親しんだそのバランスを壊しかねないから、それが怖くて、ずーと「決断できない自分」で居続けるほうを選択していたりするんです。


ワカルカナ?



自分個人の性格的な問題でありそうなんだけど、実は人との関係性や人間関係に対する自分の姿勢が、「根本的原因」ということもあるのです。



優柔不断でいる方が、自分にとっても周りの人にとっても都合がいい…ということです。


そういう場合、その人は「自分で選択して自分で決断を下す」ということを、自分の人生スキルから外して手放しているんですよね〜。




だから、いつまでたっても何も決められないんですよ(^^;。



自分で決められない状況って、実は人間にとっては大きなストレスになります。



自分で「他人任せの人生を送る」ことを決めてそうしているとはいえ、やっぱりストレスがたまるから、精神的には相当辛いと思います。


そのストレスで常にイライラしたり不安になったりして、それで家族に当たり散らしたり、身近な人のせいにして責任を押し付けたり…。



問題の根本に向かってトライせず、やっぱり自分の決断から逃げてばかり…です。



そんな「自分では何も決断できない人生」を、もう嫌だ!変えたい!と思うのか?それとも、不平不満が溜まってイライラするけどそのまま続投するのか?


これも、やっぱり突き詰めれば、自己選択肢&自己決断なんですよ(笑)。



だから、どこまでいっても、何をしてても、常に自己選択&自己決断です。


人生は自己選択と自己決断の永遠のループですわ!(笑)

だから、逃げられないのです。
逃げれば逃げるほど、飛んどん大変な状況に陥るから、だから早く気づいて改善させることが大事なのです。






ちなみに


本来はね、何でも自分で自由に決められるのです。



自分の心のままに、自分で決めていいんですよ。


自分がいいと思うことを自由に選んでそれを自由に実行していけばいい…。それだけのことです。


そのためには、毎日の暮らしのなかで意識的に「自分で選ぶ」「自分で決断する」「決断したことを実行する」を繰り返し繰り返し実践すればいいのです。

失敗しても、ガセを掴んじゃっても、それらもすべて自己責任のもと、楽しい体験にして、どんどん異論なことを経験していけばいいのです。


朝、何時に起きるのか?

珈琲にするのか?紅茶にするのか?

何を食べよう?

何を着ようかな?

どのルートで行こう?

どれを買おうかな?


これらのすべて↑が自己選択、自己決断。


この実践を毎日コツコツ根気に取り組んでいくことで、自分の決断力の土台ができて、鍛えられ、精度が増して、感度が良くなっていくのです。


なにもしないで、即、決断力がバッチリになることなんてありませんよ〜。


こうした能力も、日々の鍛練の賜物なのです。




『灯台もと暗し』という言葉があります。



自分より遠くにある目標に自分を到達させたいのなら、まずは今いる場所から「一歩踏み出す」。←これ大事です。



継続は力なり

ローマは一日にして成らず

3里の道も1歩から



…という『ことわざ』がありますが、ホントその通りなんですよ。


案外、じぶんに身近なところでの小さな変革と実践の継続、これをやらない人が多いんですよ(笑)。


自分の足元を蔑(ないがし)ろにしている。…ということです。



だからね、自分の足元にある小さなこと、もっと大事にしてください。

その一つ一つを丁寧に扱い、大事にしていくのです。



小さな問題も誠実に向き合い、必ず解決させて、次へ向かってください。


中途半端に終わらせて、問題を先送りするのではなく、その場で解決させて、スッキリしてから次のことに取りかかってください。


その連続、その繰り返し、その積み重ねが、未来の自分を築いていくのです。


日々の小さなことでも、できるところから、きちんと向き合って対処して解決させて乗り越えていく。


これを心がけてください。

それによって、だんだん力がつき、感度が高まって、何かの時に大きな力を発揮できるようになりますから、ね。


大きな目標を達成させたいのなら、今いる場所から一歩ずつ前へ前進していくことです。


小さな歩みでも、未来への大きな一歩になります。


だから、諦めないでね。

コツコツ継続して、自分を目標の場所に導いてあげてください。


あなたの努力と取り組みで、確実にあなたを目標の場所に辿り着かせてあげてくださいね。


私もがんばります(笑)。


みなさんも頑張って下さい。