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(夕方の景色)




次の日。


前の晩、少しカーテンを開けておいたので、朝日が部屋に差し込んで、それで目を覚ましました。


ふと時計を見ると、ちょうど5:55。



あらまぁ~ゾロ目ではありませんか(汗)。



そのまま窓辺に立ち、朝日を拝みました。

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今までのことは一区切りついて終了し、これから何か新しいことが始まる・・・。そんなことを予感させる早朝の太陽。


清々しい気持ちになりました。



シャワーを浴びて目を覚まし、ホテルで朝ごはんを食べて、荷物をまとめてチェックアウトしました。



ホテルの駐車場から車を出して、病院に向かいます。


病室へ行き、家族の荷物を車に運んで、ナースセンターに挨拶に行き、いろいろ手続きをして、病院を後にしました。


今回は約二週間ほどの入院でしたが、当の本人にとっても、私たち家族にとっても、とても貴重な体験となりました。


心配や不安も多少はあったけど、何事もなく順調に物事が進み、良い形でこうして退院できて本当に良かった~と思いました。思い切ってチャレンジして心から「良かった」と思いました。



帰路は、私が車を運転しました。


最初は、このまま真っ直ぐに自宅に帰る予定だったのですが、出発時にふと思い立ち、家族のリクエストもあって、ちょっと足を延ばして「白山比咩神社」へ御礼参りに行くことにしました。



駐車場を出て、有料道路に入り、そこから北陸自動車道に入りました。


そのまま「金沢」方面へと向かいます。


北陸道は空いているので、ビギナーでも走りやすくありがたかったです(^_^)。



高速道路を走っている途中、私たちの頭上を、白鷺(しらさぎ)が何度も飛んでいきました。


私たちに伴走するように、白鷺が同じ方向へ飛んでいくシーンもありました。



ああ・・・神様が私たちを歓迎してくださっているんだなぁ~と思いました。



金沢のインターを通り越して、その向こうにある白山インターチェンジで高速道路を降りました。
一路、白山市の山の方へと向かいます。


そういえば、私、前回の高速道路体験で自信をつけて、「高速道路を通って、ひとりでも車で金沢辺りまで行けるかも。いつか行ってみたいなぁ~」と思っていたのですが、その夢、なんと☆叶っちゃいましたw。


なんとまぁ~。その気になれば、あっけなく叶うものなのですね(笑)。



ワクワクしながら、私は車を走らせました。


一般道をずんずん走って、山の方へと進み、無事に神社に到着・・・。


スゴイよね~。思いがけず、こんな所まで来ちゃったのだから・・・。


自分でもビックリ・・・(汗)。


駐車場に車を止めて、テクテクと歩きます。


退院したばかりの家族も、ちゃんと歩けました。


「大丈夫、痛くない」とのこと。ヨカッタ、ヨカッタ。



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久しぶりの参道。


緑がまぶしいです。


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手水舎。




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久しぶりの白山比咩神社。


相変わらず美しくて清々しいです。女神さまの「気」が流れています。

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なんと、今年は「白山の開山1300年」の記念すべき年なのですよ~。

今年はいろんな行事が目白押しなんだそうです。

境内も整備されていました。


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奥の院の礼拝所。




神様に感謝をお伝えして、お礼を申し上げました。


他にいろいろ神社があるのに、どうしてここだったのか??・・・は、私たちにもよく分かりません(笑)。


でも、ここに来たくなったのです。


だから、心のままに、ここに来たのです。


ここにこうして無事に来れて良かった、ありがたかった・・・と思いました。



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ここで、私たちはいろんな生き物に会いました。


黒アゲハ蝶


トカゲ


そしてこれ↓
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ナナフシという虫なんだそうです。最初、木の枝の折れたのかと思いましたよ(^_^;)。

虫と分かってビックリしました。これ、私は生まれて初めて見ました~!

スゴイですよね~。


こうして無事に参拝を終えて、参道の入り口にある「おはぎ屋」さんというお店で、お昼ご飯を食べることにしました。

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おはぎ屋定食です。


笹に包まれているのは押し寿司。


自然のエネルギーがいっぱいの食事をいただき、お腹の中が浄化したような気分になりました。


このお店では、他に、「おはぎアイス」もおススメです。


おはぎのアイス。なかなか他にはありませんよ~。


こうして、お腹いっぱいになったところで、駐車場に戻り、神社を後にしました。



この後、近くの金剱宮も参拝し、これからの金運アップ?をお願いしてきました。


まさか病み上がりの家族と一緒に、白山へ行けるなんて夢にも思いませんでしたよ~(笑)。


だけど、心に思ったことをすぐに行動に移せば、ちゃんと出来てしまうのです。



ならば、どうしよう~どうしよう~と悩んでいないで、サクサクと行動に移してやっちゃえばいいんです。


この世は「やったもん勝ち」なんだから(笑)、遠慮は無用。


無理なことなら、最初からつまづいたり行き詰ったりして、頓挫して、最後まで到達できないシステムなんだから(笑)、ならば、とりあえずやってみること!ですよ~。


その上で、できたらラッキー。出来なかったら、こっちじゃない、違う方へ進めってことだなぁ~と方向転換する。これでいいのです。


私たちも、こうして無事にちゃっかり行ってこれたんだから、「これでOK」ということだったんです。


こうやって、自分自身のなかに「体験」や「経験」を蓄積させていくこと・・・。これが「豊かさ」なのだと思いました。


お金を使う。時間を使う。エネルギーを使う。


これのどれかを使って、自由に、自分がしたいこと&自分の心が欲することをやっていけばいいんですよ~。



会いたい人がいるのなら、自由に会いに行けばいいんだし・・・。


行きたい場所があるなら、いつでも行けばいいのです。




こうして、今、自分が手に持っているもの(お金、時間、エネルギー・・・等)と引き換えに、何かを得る、何かを体験すればいい。そして、その体験から、いろんな刺激を受けて、五感でいろんなことを感じる、心で思う、ハートで受け取る・・・。これを日々、日常的に実践的に積み重ねながら生きていけばいいのです。



それをコツコツやっている人が、心豊かに生きていけるのですよ~。



かけたお金の額だけ、成長するものでもないし、費やした時間の量だけ、大きく広がっていくものでもないし、そこは、闇雲ではなく、自分の気持ちに沿ったものに自分のエネルギーを費やすことだと私は思います。



だからね、人から「こうしなさい」「あそこに行きなさい」と言われても、自分の心がピンとこなかったら、スルーして良いんですよ。あなたの本心は、あなたのハートでしか確かめられないのですから・・・ね。



人の意見を「一つの情報」として手に入れたとても、それを「やるか」「やらないか」は個人の選択。


自分で決めていけば良し。



人に言われるまま流されていくのではなく、ちゃんと自分で決めて自分で選んで自分で実行していくのですよ。


こうして、自分の好きなことのために、自分のエネルギーを有効に使っていくことです。


人の意見に流されるのではなく、自分の直感で「流れ」に乗ることです。


だから、もっともっと自分の心を大事にして、自分の心をちゃんと知り、自分の気持ちに寄り添って生きていくこと。これがこれからはとても大事だと思いました。



そんなことを、あれこれ感じました。



こうして、一般道のもと来た道を走り、高速道路に入って、自宅へと向かいました。


北陸自動車道を「富山」方面へひた走り、途中、東海北陸自動車道に入ります。


分岐も無事に通過・・・。


このまま真っ直ぐ道なりに走れば、高山に戻れます・・・。


我ながら、よく頑張った!・・・と自分を褒めてあげたい気分になりました(笑)。




こうして、病院から自宅までの間に、いろんな所に寄り道しましたが、ちゃんと夕方の明るいうちに家に到着できました~。


終われよければ全て良し・・・です(笑)。



こうして、退院のお迎えの旅は、無事に完結したのでした。




お蔭様で、家族は今は普通に日常生活を送り、すでに社会復帰しています。


医学の進歩はすごいです。


一昔前なら一カ月くらいは養生しなくてはいけなかったのでしょうが、今は、身体の負担が少ない形で手術ができて、すぐに社会復帰できるくらい回復するのですから・・・ね。


今は、リハビリも兼ねて、どんどん動きなさい、動いて体を動かして、たくさん歩いて、リハビリで筋力もつけていきなさい・・・、という時期なので、引きこもることなく動きまわっています。



頑張って手術して本当に良かったなぁ・・・と思いました。


こうして体のメンテナンスも無事に出来たので、ますます元気に活動できそうです(笑)。



これから未来のことを考えた時、今のこのタイミングで治療を受けられたことは、ベストだったと思いました。



何事も天の采配・・・ですね。


ちなみに、今回のこの件で、私は「高速道路が怖い」という気持ちを、体験を持ってなんとか乗り越え、克服できたし、家族は「手術が怖い」という気持ちを抱えていたのですが、それを今回の体験でチャレンジして乗り越えて、克服しました。


留守番してくれている家族も、「ひとりで不安・心配」という気持ちを、今回の体験を通して乗り越え、克服して、自信をつけてくれたし・・・。



だから、とても良かったのです。



皆にとって大事な体験であり、それぞれにとって成長の糧となる出来事でした。


さすが天の采配です。


この流れに乗って、「怖さ」にあえて立ち向かい、頑張って取り組んで大正解でした。


逃げないで、チャレンジして、本当に良かった・・・と思いました。