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昨日まではとっても暑くて、空気もカラカラに乾燥していましたが、今日は打って変わって、曇り空の涼しい一日。


雨が降りそうなお蔭で、空気がしっとり潤って、とても過ごしやすいです。



晴天でカラッと晴れるのは気持ちが良いけど、ずっと晴れっばなしで雨が降らないと、空気が乾燥していがらっぽくなり、身体もしんどくなっていきます。


そう考えると、何事もバランスが大事ですよね~。


晴れの日も、雨の日も、暑い日も、寒い日も、季節によっていろいろあるから、全体的に見てちょうど良いのだと思います。



偏らず、いろいろあってちょうど良し・・・。



そういうふうに、お天気だけでなく、どんなことも、そういう風に受け止めることが大切だと思います。


ところが、人間って、お天気はそれで良くても、自分の人生に起きてくる様々な出来事については、「あれは嫌だ」「これでなくちゃダメだ」と、結構、ワガママなんですよねぇ~(汗)。



いいこともあれば、悪いこともある。


でも、このときの「いいこと」「悪いこと」って、自分の主観を基準にして、自分で「いい」「悪い」とジャッジしているだけのことで、他人から見たら、自分の「いいこと」は「悪いこと」かもしれないし、また、自分が「悪いこと」だと思い込んでいることが、人から見たら「超☆ラッキーで幸せなこと」に感じられるかもしれない・・・。


なので、分かんないのですよ~。


自分で勝手に「いい」「わるい」と決めつけているだけで、もっと広い視野で、現実を俯瞰して見つめた時、実は「危機的状況だった」とか「とても幸福な状態だった」とか、いろんな見方ができるわけです。




ですので、自分の短絡的な視点で、「いい」「わるい」と決めつけないよう・・・。そこは広く客観的に状況を観察して受け入れていく訓練が必要だと思います。



ちなみに、私は、今の状況を俯瞰して観察するのが、とっても得意なんですよ(笑)。


客観的視野に立って、神仏の視点で、これって本当は「いいの?悪いの?」と見いだして判断していくことが、結構、得意なんです。



今まで、私の最大のお得意さん?で、私の一番のクライアントは、私の夫です(笑)。


ずっと夫の仕事のことについて相談を受けていて、今置かれている状況や人間関係などを視て、いろいろアドバイスしてきました。


その結果、今は大変ながらも、真っ直ぐに筋の通った良い仕事をしています。


私のリーディングを間近で聴きつづけてきたせいか(笑)、夫もリーディングが出来るようになりました。


できる人の近くにいると、うつる?みたいですね・・・。そういう能力って(笑)。


今は、自分で状況を俯瞰して分析し、自分で感じたままに前へと進んでいるようです。



それでも時々、自分では分からないところは、私に「これってどういうことかな?」と素直に尋ねてくれるので、私も率直に感じたことを伝えています。



今は、スピの話が気楽に出来る関係になりましたが、最初からこんなに風通しが良かったわけではないんですよ~。



最初は、夫は「はぁ?何おかしなことを言ってるの?」と全然相手にしてくれないし、ましてや信じてもくれない。そんな状態でした。


でもね・・・。そういう力がある人は、よくわかると思うんですが(笑)、隠そうとしても隠しくれないんですよ・・・。



隠しきれなくて、出さないと、息苦しくて死んじゃいそうになるんですよ~。


「最初から無かったこと」にできないのです。


あるものは、出さないといけない・・・。


しかも、嘘はつけません。


違った話にねじ曲げることができなくて、ありのまま、感じたままを正直に夫に話していました。



嘘のつきようがない・・・というか(笑)、自分が感じたことが「私の真実」なので、それ以外のことを作って話しても仕方がないでしょう?


言わないで黙っていたんでは、私自身がダメになる・・・と思ったので、嫌われる覚悟で、その都度その都度、正直に感じたことを話しました。「後で話す」というのも無し!で、感じたその時、ちゃんと言葉にして夫に伝えるように心がけたのです。

今思えば、これも自分にとっての訓練だったなぁ~と思います。


至って現実的でスピのことは「胡散臭い」と思っていた夫だったので、私が何かを言うと「頭がおかしくなったのか?」と思ったみたいです。でも、夫婦だし、変な気兼ね無しで(笑)、「これが私なんですよ~」と自分を知ってもらうつもりで、私が感じたこと・読み取ったことを、正直に話すようにしました。



すると、そのうちに夫自身も(私の影響を受けてか?)、次々と不思議な体験をするようになり、その体験について私が解説してあげると、ああ~そういうことか~と夫も納得するようになりました。



私が、夫に、自分自身が体験した不思議なこと(神仏が関係すること)を話してしたのですが、それに合わせて、夫も不思議な体験(やはり神仏が関係すること)を得るようになりました。



それがきっかけで、神仏が存在することを実体験で知り、こうして今に至っています。



小さな歩みをテクテク続けていくうちに、ちゃんと歩けるようになり、二人で仲よく歩くようになった・・・。そんな感じです。


この小さな歩みの過程で、夫自身がとても神様が好きだったことや、子供の頃から地元の氏神様の神社の神事によく行っていたことを思い出し、神社へ参拝することを楽しむようになりました。


そして今では、立派な「神道系スピおじさん」・・・です(笑)。



よく、ご夫婦のなかには、奥さんがスピにハマっているけど、旦那さんは全く信じていなくて、奥さんのことを「怪しいものにつかまっている」と心配して、奥さんのスピ活動?を反対している・・・。というのを、よく耳にします。



でも、もしも、いつまでも旦那さんの理解が得られない場合は、旦那さんが石頭で悪い!・・・じゃなくて、実は奥さんの方に問題がある・・・というケースも多々あると思います。


奥さんの方に、「後ろめたさ」とか「罪悪感」とか「怪しいと思われたくない」とか、そういう感情が少しでもあると、絶対にアウトです。



そして、もう一つが、奥さんが本物ではない、偽物っぽくなっちゃっている・・・。これも要因だったりします。




私自身でいうと、私の口を使って話してくれるのは「神仏」・・・という観念があるので、夫に話すとき、自分のエゴが邪魔して違う言葉に変えてしまうと、神仏の御心を台無しにしちゃうことになります。


これって、神仏に対してとっても失礼なことになるので、自分のエゴを極力なくして、真っ白な気持ちで、相手に感じたままを正直に伝える必要があります。



そうなると、「罪悪感」とか「後ろめたさ」とかを感じている余裕がなくなるんですよね(汗)。


また、怪しいと思われたくなくて、ソフトな遠回しな言い方をしてしまうと、これも神仏の意向を捻じ曲げて、私が勝手に言葉を変えたことになるので、これも「やってはいけないこと」なんですよ~。



だから、相手が「アンチ・スピ」の夫であっても、ちゃんと正直に「自分が感じたこと」を伝えなくてはいけません。


相手のリアクションは最悪でも、伝えるまでが私の仕事なので、相手から怒鳴られても嫌われても、感じたことを捻じ曲げないで最後まで伝えきることが必要なんですよ。



それを私は、夫を相手に、ずっとコツコツやってきました。




今思えば、まさに修行でした(笑)。


その結果、夫は私よりも神様を心から信奉する人になり、私とは違った角度でリーディングをする人になりました。


こんな感じで、神仏と繋がっていると、自然と相手を導いてしまうのです。



私から見れば、ただ常に「正直に感じたままを伝えた」だけのことでしたが、夫にしたら、私の真実に触れることで、いつも神仏と繋がりつづけたのですから、当然、心が清まって成長しますよね(笑)。


「本物」に触れることで、人は目を覚ますのです。


ここで私が言う「本物」とは、「エゴや虚栄心のない純真な心から出てくる言葉や行動」のことです。



この「本物」の観念は、スピリチュアルなことに限らず、すべてのことに通じることです。


どの世界でも通用することです。



幼い子供であっても、純真でピュアな心から発した言葉は、大人の心を射抜くでしょう?



それと同じことです。



だから、旦那さんがまったく自分のことを信じてくれなくて反対してくる・・・。という場合は、あなたの中に、まだ不純物(エゴやブライド、虚栄心など)が混ざっている?のかもしれません。



そんな心の不純物が原因で、正直に自分の気持ちを伝える時に、「後ろめたさ」や「罪悪感」や「羞恥心」などが出てきて、それを旦那さんが敏感に察知している・・・。そういうことなのかもしれません。




「本物」になり、「本物」で居続けると、自然と周りもより良く変化していきますよ~。




「本物」でいることに居心地の良さを感じられるようになると、更に「本物」です(笑)。




嘘をつかず、隠さず、逃げず、堂々と「自分のまま」で居続けて、そんな正直な自分で勝負して生きていくと、本当に楽チンですよ~。


自分をカッコよく飾る必要もないし、自分を良く見せようと虚勢を張る必要もないし、そのまんまで居るだけで、まわりは勝手に良い風に受け止めて、素晴らしいと評価してくれるし・・・。


何もしなくても、ただ「正直に自分を出していく」だけで、人が認めてくれるんですよね~(笑)。


これが、孔子さまが仰った「七十にして矩(のり)を越えず」の境地なのかもしれません。


そうやって堂々と自分の感性を発揮していくことで、まわりもその影響を受けてます。



あなたが発するその感性が本物であれば、ちゃんと、まわりにいい影響を与えるようになります。



ただそこに居るだけで・・・ね。




人がどのように変化するのか、そこに変な期待をかけないで、自分がそこに居ることで、どのような化学反応が起きるのか?・・・そこを楽しみにしていくと良いと思います。



自分が与える影響のその先まで、あなたが勝手にコントロールしないよう・・・。そこはわきまえて自律することだと思います。

(・・・というか、まわりにいい影響を与える人物は、そんな「自分の周りの人たちはどんな影響を受けて、どう変化するのか?」なんて細かいことを気にしません。人のことを細かくネチネチ気にするのは、「小者」の証拠ですって・・・笑。大物は、ただそこに居るだけ良いんです。居るだけで「床柱」のような重厚な存在感を放っているものですよ~)




人は、なんか「よう知らんうち」に勝手に影響を受けて、「よう分からんうち」に勝手に変化していくものですよ~。


そこは相手の自由に任せて、好きなように伸び伸びと、学ばせて、感じさせて、気づかせて、影響を受けさせて、成長させてあげればいい・・・と思います。



そういう自由な「のびしろ」を、相手にも与えて、相手の自由を尊重してあげる。


そういう「器の大きさ」「懐の広さ」が大切だと思います。



最後に・・・。


こんな感じで、夫婦で仲よく(時にはケンカもしつつ・・・^_^;)いろんなことを濃く語り合っていくうちに、お互いに影響を与え合い、切磋琢磨して、お互いの世界観を共通認識できるようになりました。



夫婦だけど「一番の親友」、「信頼して何でも話せる大切な仲間」・・・になりつつあります。


いろんな形の人間関係がありますが、そこは、世間の常識と言う「型」にはめ込まず、自分が心地よいと感じるスタイルで良いんじゃないかな~と思います。


自分独りよがりの「心地よさ」ではなく、相手にとっても「心地よい」・・・そういうフィフティ・フィフティの関係を築いていくことです。





正直に自分が感じたことをピュアに発信することで、それに共感して信頼してくれる仲間が集まってきますよ~。



夫婦関係も然り。



相手に自分のことを正しく知ってもらう為には、正直に自分が感じたことを上手に素直に伝えていくことも必要です。


隠してばかりいると、変な風に誤解されたり、間違った解釈をされますよ~。


人々の心の中で、本当のあたなとは違う「あなた像」が勝手に出来上がってしまい、それを周りから押し付けられるようになりますよ。



これって、とても辛くて苦しいことです。


だから、最初の人々のリアクションを恐れず、自分の純度を高めて、正直に自分を発してくださいね。



これがあなただというものを、ちゃんと伝えてください。